来年(2006年)に新作ガメラ映画が作られるにあたって、
次回WFでは「ガメラ40th・モールディングコンテスト」が行われます。
以前のG3の時も同じ催しがあり、その時アッシもディーラー参加しようかな?
と思ったのですが、あの頃のアッシは単に客参加しました。
しかし、今のアッシはあの頃のアッシとはちぎゃあう!
走り出したソフビ馬鹿魂に乗せて、このイベントに参加するコトを決意しました。
ということで、ガメラ造型・初体験です!
(アメリカの性春映画のタイトルみてーだな)

といいつも本音は版権料無料に惹かれているあたり、単なる貧乏人なのですが
とりあえずアイテムを決めて申請しなければなりません。
先ず、思ったコトは様々なディーラーさんが、様々なガメラを作るに違いない。
そしたら、馬鹿メーカーとしては思い切り変化球なガメラを作った方がいいんじゃないかってコト。
そこで、名場面の多い昭和ガメラから、ソフビにして面白そうなガメラを考える。

腹を押すと首が飛び出るガメラ、大車輪するガメラ、赤ベコみたいなガメラ・・・
しかし、版権料無料だからって、ネタものに走っていいものか?
「自分の欲しいモノを作る!」
それがサンガッツ・スピリットなのだから、やっぱし平成ガメラを作ることにしやした。
変化球から直球へ、いとも簡単に方向転換。いつながら無軌道思想であります。
しかし、平成ガメラのどんなのにしよう?

平成ガメラのレトロタイプソフビと言えば、M1号さんの日東テイストのとマルサンさんの3部作ソフビが定番。
特にアッシは、この写真の真ん中のG3が大好きなのです。
これは、後に発売された電撃作戦のものより少し大きく、G3時のWF・ガメラ祭り限定品でした。
「満足いくモノがあるのに作る必要ねえんじゃねえ?」
という考えが浮かび、また昭和ネタモノに戻ろうとしたとき、思いついた。
そうだ!「トラウマ・ガメラ」だ!
GMKゴジラ同様、白目のガメラは凶暴な顔つきでモロに好み。
ソフビではエクスプラスさん、アトリエG−1さんのリアルタイプしかないから、これに決めた!
というわけで、当日版権として申請に書き込み発送。WF出展当落が決まったら作りだすべえ。と構えていたら
本申請まで1週間に迫っていたことに気づく!
この辺のことは、掲示板なんかで書きましたが、要は参加マニュアルをちゃんと読んでないだけ。
つうか、読みましたよ。読んでも日にちを忘れていたらダメなのよん。
とにかく自己嫌悪に陥ってるヒマがあったら手を動かせ!とばかりに原型製作開始!
その道のりを日にちを追ってお届けします。
第一日目
先ずは芯を!ってことで、石粉粘土を力任せに盛り上げます。
予想以上に粘土を多く使うため、今日はここまで。
前後分割になっているのは別にソフビにする時もこうするわけではなく、
とにかく短期に仕上げるため乾燥しやすくしているわけです。
早く乾け!
第二日目
案の定、一日ではまだまだ生乾き。削り派のアッシとしては乾燥が命です。
とりあえずバランスを見るため前後を合わせてみます。
腰をためて、踏ん張ったポーズにしようと思ってはいましたが、腰おとしすぎ。
修正しなくては!

第三日目
足を切り離し、足を自然な踏ん張りに修正。同時にシッポを付け加えました。
後ろ姿の写真の足ももの部分のモロモロが乾燥してないことを物語っています。
腕はパーツ分割ラインで切り離し、少し角度を変更しました。
甲羅に粘土を盛り上げて段をつけ、少しは平成ガメラらしく見えてきたかも。

第四日目
顔には目玉をつけ、比較的乾いている腹にモールドを入れます。
この時、頭部パーツも分割して、切り口が円形になるように調整します。
手足部分はまだ乾いていないので、筋肉的なものを盛りつけ作業。
乾いたら彫るため、甲羅にはモールドのラインを鉛筆で描きます。
形は見えてきたが、もう日にちがねえ!

第五日目
もう、盛りの作業はこれで終えて、彫りの作業に入らなければ間に合わない。
彫り作業をサクサク行うため、赤外線ヒーターで強制的に乾燥させていきます。
熱く!もっと熱くなって乾燥しろーっ!

第六日目
徹夜で超特急で、体表のヒダを入れ、甲羅の周りをモールドし、牙をつけて造型。
完成品を申請してるので、サフを吹いて塗装したものを写真に撮って送るべきなんですが
ここでタイムアップ。
手足の指もまだまだだし、表面処理は何もしていません。
ヌルいディーラーと言われるの覚悟で白い状態で本申請を出してしまいました。とほほー。

とは思いつつも、とりあえず申請書類を出せたことに「ふーっ」と一息つきながら写真を見る。
・・・・・これ、トラウマ・ガメラに見えるか?
体がG2っぽいG1にしか見えないよん!
うひゃあ、こりゃあダメだー!
と思っていましたら、有り難いことに許諾いただけました。

そうと決まればホッとしてられない。
甲羅を本体に合体させ、足の部分も分割し、手足の指先も徐々に形を決めていきます。
もちろん、顔にはトゲトゲをつけていき、トラウマらしく見えるように造型。

さて、まだまだサフ吹きもなされていない原型状態。
効率よく作業するため、ジョイント、湯口を付けて一緒にサフ吹き、表面仕上げをしていきます。

作業効率をアップさせるため、清水の舞台から飛び降りて首の骨を折る覚悟でリューターを購入。
今頃 リューター購入とは未熟も未熟と感じつつ、怪獣的体表を入れていきます。
そして、出来上がったパーツからシリコン型を取り、ロウ型にしていきます。

一番大きく一番厄介なのは胴体パーツなのですが、やはりガメラは甲羅が命ってことで手こずってしまいました。

右のコンロではロウを溶かし、左のコンロではカレーを作るという隠遁生活を経てロウ型完成。
(そんなカレー食いたくない)
業者さんに無理を言って、金型を作ってもらい、テストショットが上がりました。

パーツは6パーツ。頭部、胴体、右腕、左腕、右足、左足です。
はやる気持ちを抑えつつ、組み立てて塗装しました。
さて、ソフビになっちまった白目のガメラ!


